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【定温倉庫】EC物流の現場を学ぼうVol.12

2022.04.07 07:41

【定温倉庫】EC物流の現場を学ぼうVol.12

【常温】【冷蔵】【冷凍】による3温度帯倉庫に【定温】を加えた4温度帯倉庫がある。商品の特性に合わせた幅広い対応が求められる物流業界、【定温倉庫】は新たなコールドチェーンの構築には欠かせない存在になっている。温度や湿度を一定に保つことは商品の品質を長時間維持することとなる。特に食品については益々、食の安全性が注目されている。より安全な食文化をつくる新たなコールドチェーンに貢献する定温倉庫について自社の事例を交えてお伝えしていきましょう。


目次

1・定温倉庫

2・定温倉庫に適した商品

3・定温倉庫のメリット・デメリット

4・定温倉庫の事例

5・まとめ 定温倉庫に委託するポイント

 

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1・定温倉庫


【定温倉庫】とは、倉庫内の温度を一定に保ち、一般的には【10℃以上、20℃未満】の冷蔵や冷凍のようにマイナスの温度にはならない温度設定の倉庫を言います。常温倉庫の場合では夏場などに高温になり過ぎてしまい、冷蔵、冷凍倉庫では冷えすぎてしまう。ちょうどその間の温度を一定に保つ機能を持った倉庫のことです。

凍結(マイナス℃)になると商品が変化してしまい、高温になると商品が溶けてしまうようなものを保管する場合に使用します。湿度や紫外線などの対策も必要な場合があります。

・低すぎず、高すぎず、一定の温度で管理する倉庫のこと

 (10℃~20℃の間)

定温倉庫は湿度も一定に保つ必要があります。一般的には湿度40~50%が適切な湿度であるといえます。40%を下回ると乾燥してしまい、ウィルス等が発生しやすい環境になってしまいます。反対に湿度が60%を超えてくるとカビやダニが発生しやすい環境になってしまいます。商品によって湿度管理も必要になってきます。

ちなみに、衛生基準規則では、湿度40%以上70%以下にするという努力義務が課せられています。

紫外線などの外部からの光も商品に影響が及ぼすことがあります。以外に直射日光を避けての保管を求められる商品は多いです。味などの品質を保つためには紫外線対策も必要になってきます。

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2・定温倉庫に適した商品


◆チョコレート

適正の保管温度は15℃から22℃以下と言われています。冷凍や冷蔵での保管はNGです。冷やし過ぎると白く表面が変化してしまうことがあります。

◆ワイン、日本酒

適正の保管温度は13℃から15℃までと言われています。紫外線や湿度にも注意が必要です。湿度は70%程度が好もしくコルクが乾燥してしまうと酸化が進んでしまします。味を損ねないような管理が必要です。

◆化粧品、医薬品

商品にもよりますが、15℃から25℃が適温と言われます。直射日光の当たらない所に保管することが好ましいです。温度変化による薬効や作用に影響が出る可能性が高くなります。

◆小麦・穀物類

適正の保管温度は10℃から20℃と言われています。湿度は50%以下、においを吸収しやすいため他の商品との注意が必要です。

◆野菜、果物

適正の保管温度は10℃から20℃と言われています。生鮮食品は基本的に日持ちしない商品となり、常温で保管しているよりも品質を長く保つことができます。

◆その他

カカオ、飲料、調味料、米、種、花苗、美術品、医療機器、精密機器などの商品が【定温倉庫】に適しています。

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3・定温倉庫のメリット・デメリット


◆メリット

・品質が保たれる

【定温倉庫】では、品質が保たれる点に大きなメリットがあります。化粧品や医薬品などにはその商品のもつ効果に期限があります。その効果は温度変化によって影響が出る場合があります。一定の温度管理によって効果が長期に保たれます。

精密機械などは湿度により電気機器の故障原因になりかねません。一定の温度、湿度で管理することで、故障のクレームなどが減ることとなります。

・鮮度が保たれる

生鮮食品などは日持ちがしないものが多いです。適温で保管することで鮮度を長く保つことができます。外気との変化によって色合いなどの変化も避けられて、鮮度の良い状態を保つことができます。生花などは温度管理によって活きのいい期間が長くなり、長時間の輸送などにも耐えられることができます。

・食品ロス問題への対応 SDGs(持続可能な開発目標)

【定温倉庫】では、商品を良い状態で長く保管することができるので、販売期間が長くなり、購買機会が増えます。短期間で売らないといけないと利益の損失や廃棄処分の率も高くなります。廃棄処分にも手間とお金が掛かります、そのようなコスト削減や食品ロス問題の解決にも貢献することができます。

◆デメリット

【定温倉庫】では一定に温度を保つための設備やランニングコストが掛かります。そのうえで、保管コストも割高になってしまいます。低温の中で作業する為、スタッフに負担が掛かります。長時間の作業などは難しくなります。

食品などを扱うことが多くなるため、衛生管理が必要となり、スタッフのマネジメントが必要なります。商品によっては取り扱うための資格なども取得することが必要になります。化粧品や医薬品などは取り扱うための資格が必須になります。


株式会社物研 ロジ・デザインでは、4温度帯倉庫にてあらゆる流通加工を行います。温度管理ができてEC物流が可能な高度なオペレーションを是非、ご覧ください。お気軽にお問い合わせください。↓

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4・定温倉庫の事例 


当社の【定温倉庫】では多くの食品等を取り扱いますので、食品衛生管理「HACCPの考え方を取り入れた考え方」のもとに衛生管理を行っております。大切な商品を安全にお預かりする為にも徹底的な管理体制を敷いております。

HACCPとは ※厚生労働省より引用 

HACCP義務化 冷蔵倉庫 ※カーゴニューズより引用

チョコレートやクッキーなどのギフトラッピングや贈答品などの流通加工も幅広く行っております。

ネット通販、量販店、BtoB、BtoC、あらゆる出荷に対応いたします。アソート、PCS、バラ出荷等にも対応いたします。クラウドWMSにより在庫管理を行い、お客様とリアルタイムで在庫の見える化を実現し、全商品をバーコードで管理しており、ハンディーターミナルで出荷、誤出荷の防止に努めております。

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物研、初の冷凍冷蔵倉庫 食品EC物流に進出


5・まとめ


【定温倉庫】に委託するポイント 

・温度、湿度、紫外線などの対策が万全か

・定温保管業務の実績があるか

・取り扱う商品の適温に合うか

・温度管理下で幅広い業務ができるか 

・安心して任せられて自社が本業に集中できるか

定温設備を持っている物流会社はあるが、BtoB、BtoCの出荷に対応できる物流会社は多くはない、将来的な自社の販売チャネルに対応できるより良いパートナー選びが自社の成長につながります。

 

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